こんにちは、受付のOです。
今回は少し長くなるので、興味のある方だけぜひ挑戦してみてください!
この問題は、あるクリエイターさんが作った心理問題です。
ある日あるところへ親子が車で出かけました。
父親はヒロシさん、息子はミツオくんという名でした。
二人とも山が好きだったので、その日も山道のドライブを楽しむことにしました。
ヒロシさんは日頃の寝不足がたたったのか、
帰りにはかなり疲れが出てきてしまいました。
しばらく森が続く道にさしかかったこともあり車を止めて休憩することにしました。
ミツオくんはお父さんに言いました。
「お父さん、無理しないで仮眠したほうがいいよ」
「な~に、父さんの普段の運転を知ってるだろ?任せておけ!」
「でも、この先ずっと森が続くんだし…」
息子の心遣いはありがたかったのですが、早く帰ってうちで
休んだほうがゆっくりできると判断したヒロシさんは、
そそくさとエンジンをかけると、街灯もない山道をヘッドライトも点けず
普段では考えられないスピードで走り抜けていきました。
結局、二人は無事帰り着くことができたのですが、なぜでしょう?
正解は、、
昼間だったから
ヘッドライトなんかつけなくても見通しはよかったのです。
「帰り=夜」とか「疲れてくる頃=夜」と思いませんでしたか?
さらに、
元々ヒロシさんはスピード狂で、この日は普段では考えられない
ノロノロ運転をして帰ったから。
普段では考えられないスピード→速い と思い込みませんでしたか?
少し意地悪な問題ですが、ヒロシさんに威勢のいい言い方をさせ、
ノロノロ運転に意識が向かないようにしています。
「○○だから」そんなことがあるはずがない。
「○○だから」どうだろう?と一生懸命考えはしても
「○○だから」の部分は全く疑わないんです。
「夜は暗いから」→「ヘッドライトなしで猛スピードでは走行することはできない」
こういう思考は働いても、
夜だという前提が正しいかどうかに意識が向かないんですね。
このような思考グセのある方は、見えない力が見えないそうです。
私もこの問題が解けませんでした。
人間の先入観の心理を利用したおもしろい問題だなと思いました。
みなさんは解けましたか?
何か問題が起こったときには、一部分だけにとらわれず、
いろんな部分の真偽を考えるクセをつけていくと
問題も解決しやすくなるのかもしれませんね(^^)